ピッカピッカのランドセル
3月1日、今日私の長男が6歳の誕生日を迎えました。将来は「おとうちゃんみたいにお坊さんになる!と」言っていたのが、去年は「野球選手になりたい」と、そして、今年は、「なりたいものなんだけど、サッカー選手に変えてもいい?」などと聞いてきました。実現できるかどうかはともかく、夢を描くのは自由なので、いろいろな希望を持って生きていってもらいたいと一人の親として願っています。
子供は、4月1日、満6歳の春に小学校に入学し、15歳の春に中学校を卒業し義務教育を終了します。社会に出る上で必要ないろいろなことを学んでいく大切な時期です。小学一年生はその義務教育のスタートです。背中にピッカピッカのランドセルを背負った一年生は、希望に満ちてます。
去年は、その学校に通う子ども達が事件にまきこまれ、大切な命を失う事件が起こりました。罪のない子どもが事件にまき込まれ、多くの人が辛い思いをしました。何より事件に巻き込まれた御家族の心痛を思うと言葉もありません。そうした事件を機に、各地で地域社会で子ども達を守っていこうという機運が高まり、登下校時を見守る活動が行われています。
子どもは、社会の宝、これから益々少子高齢化していく日本にとっては貴重な財産です。ピカピカのランドセルを背負った一年生が、笑顔で元気に学校へ通えるよう、地域で応援して守っていきたいものです。
2006-03-01 | Posted in 月々の法話 | Comments Closed