月々の法話

月々の法話

南三陸町を視察研修して


 今日は、防災の日、関東大震災から90年という年です。先月下旬に教育委員会で南三陸町の教育委員会を訪問し、たくさんのことを学んできました。
 震災当日の先生と子どもたちの行動、避難所での中学生達の活躍、そして、防災訓練では中学生が中心になって避難所を運営したり、炊き出しをする訓練も行われているそうです。まさに、震災を教訓として震災からしっかり生きる術を学んでいると感じました。

 防災教育で大事なことは、「自分の命は自分で守る」ということに尽きるそうです。この重い言葉を大子町の子どもたちにも伝えたいと思います。南三陸町にある、歌津中学校の90パーセントの生徒が、「この町に残り、町の復興に関わっていきたい。」と考えているそうです。また、多くのこどもたちが、自衛隊の活躍に心を打たれ、将来は人のため、社会のために役立つ仕事につきたいと考えているそうです。
 この町の未来を担う、子どもたちの姿勢を頼もしく思うとともに、これからも継続して南三陸を応援していきたいとあらためて思いました。

2013-09-01 | Posted in 月々の法話Comments Closed 

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