日本の火葬は日本式
現在日本で一般に行われている火葬はお骨を拾ってその後、墓地に納骨します。
これは、インドの遺体を火葬し、灰にして川など流す風習と、日本古来の土葬の風習が融合したものです。いってみれば純粋な火葬ではなく埋火葬といえるでしょう。
完全な灰にせず、骨を残しそれを壷に収めてお墓に入れるあたりに、土葬の名残が感じられます。
人は、お墓参りという行為を通じて、亡くなった方を追慕し敬愛の念を表します。死者を弔う方法には世界各地それぞれ宗教・民族の特徴があらわれています。
ところで、関東と関西では骨壷の大きさが違うことをご存知でしたか。関東の骨壷を関西に持っていくと大きすぎてお墓に入らないそうです。
2013-12-02 | Posted in 仏事コーナー | Comments Closed