お見舞いは癒しの心で
お見舞いに行くのに、大安とか仏滅は気にするのに、相手の気持ちを考えない人が多いようです。 実は、大安の日は、お見舞いの人が殺到したりして患者さんや付き添いの人が疲れる日でもあるのです。 また、自分の都合だけを考えて、手術の前後にお見舞いに行く人がいますが、これも避けたいことです。 入院患者の家族に連絡して、相手の都合を聞いてから、お見舞いに行くのが常識です。 長い時間病室にいて話し込んだり、患者さんの気持ちを害する言葉も慎まなければなりません。あらかじめ、面会時間を決めておいて、その時間になったらすぐに立ち去るのが礼儀です。 それから、病室に入るにあたっては、感染症やウイルスを持ち込まないためにも、消毒や、病気を持ち込まないための注意が必要です。 病気に苦しむ相手の心を癒し、慰める言葉や、手紙などを準備していくと良いでしょう! お見舞いは義理で行くのではなく、相手を元気づけるために癒しの心で行ってください。
2002-08-01 | Posted in 月々の法話 | Comments Closed